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晴れの御堂筋/最中三昧

10月27日】心斎橋~千日前~日本橋~難波
きょうの着物:濃緑綸子地扇形漆糸縫い取り小紋、オークション品2000円。
       丸洗い済み、寸法ぴったりで、お手入れ費用なし。ラッキー。
きょうの帯:黄緑地しぼの少ない縮緬地アールデコ地にでっかい藤やストライプ。
      真ん中に椿の染め帯、オークション品4500円(送料込み)。
      たぶん昭和10年前後のもの。
      前帯に引っかけ傷があるため裏側を出して締めた。
      反対向きだと締める力が入らない。修行が足りない。
きょうの長襦袢:母の元羽織。サーモンピンク地にマゼンダと
        ピーコックグリーンの絞り柄。
きょうの半襟:菊の染め。
きょうの帯揚げ:珊瑚色の綸子地に四君子の刺繍。京都伏見で1000円。
きょうの帯締め:モスグリーン丸ぐけ。呉服屋閉店セールで2500円くらい。
        少し細めで、仰々しくなくて良かったかも。
きょうの足袋:ワケは詳細後述するが、深緑足袋型ソックス。
       セシールで280円くらい。●印良品の500円のよりも
       色が揃っていて安いんです。(一昨年の話ですが)
       セシールは一体誰に向けて作っていたのでしょうか。
きょうの履物:木製台の草履、鼻緒紫。
※ワタクシ、右足親指が巻き爪で、昨日まで履ける靴が1足しかありませんでした。新聞広告で見た「足に優しい靴」の試し履きをしに心斎橋へ。着物で靴の試し履きをしにきた客も珍しい。現場で靴下に履き替える必要があったので、こはぜのついた足袋はちょっときついかなと思い、足袋型ソックスにしました。問題の靴は、広告の品は牛革で、ちょっと痛い。しかしその上のランクの羊皮のは、木型も違うせいもあって、痛くない!この時期出費は痛いのであるが、足も痛いので、仕方なく高い方になりました。足袋型ソックスにしたのは正解で、とても現場でこはぜを外してはいられなかった。足の悩みのあるお客さんが次々来店し、悠長なことはしていられない状況だったのです。
その後、近所にオープンした古着屋をのぞきに。オープンセールが終わった直後で、見るべきものがなかったので半分ほっとしたりして。しかし、つい2400円の袋帯を買ってしまいました。ポップな鳳凰で、鶏にも見える。芯なしで、さらに口をかがっていないので、ほどいて名古屋帯化しようかなと考慮中。またもや工作の時間。その後、お茶屋さんの喫茶店で「最中三昧セット」850円也をいただいて休憩。これはおすすめです。小さな三段重に「粒あんもしくはこしあん(選べる)」「手作り抹茶ゼリー(ぎゅうひ入り)」「バニラと抹茶のアイスクリーム」が入っていて、おそろいのお盆の上には「パリパリの最中の皮」。お好みでその場で作る最中です。これを一つ頼んで、二人で分けるとちょうどいい量です。ただ、こしあん派と粒あん派に分かれていると困りますが・・・。200g600円の煎茶を買って、南下。古本屋で「甦る昭和ロマン」というムックを入手。ジュンク堂経由で電気屋街にいって、夫への誕生日プレゼントを買って、戎橋でお食事して難波から帰りました。きょうは、最初全然違うコーディネイトを考えていたのに、直前で気が変わり上記のセットに。今回わかったことは、たたんだ状態でさえない着物でも、着ると映えるものがあるということ。緑地綸子の着物は、帯の引き立て役というか背景として登板したはずでしたが、着てみると案外良かったのでびっくりしました。反物でもわからないし、衣桁に掛けてあってもわからない。やはり、着てみることが似合うかどうかを確かめる、一番の確認作業ですね。

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