SSブログ

知ってください、人形のモリシゲ。

2月28日】講演会@松屋町~流れ流れて恵美須町
きょうの着物:黒地に赤い火の玉が降っているお召し。いただき物。
きょうの帯:下品なびっしりペイズリー染め名古屋帯。よく観察して、
      何が下品の根源かというと、銀の染料がいやらしいのではないかと。
      古着屋で5000円。
きょうの長襦袢:青錦紗。着物を仕立て替えたもの。
きょうの半襟:黄色縮緬に薄茶で麻の葉、ポリ、800円。
きょうの帯揚げ:黄色無地縮緬1300円。
きょうの帯締め:いやらしい朱ピンク~白のぼかし。いただき物。房なし。
きょうの羽織:朱地に地紋おこしの白ストライプ、さらに気の狂ったような
       菊の横顔。下品。「KIMONO姫」vol.3に載せてもらったもの。
       購入後、2年以上経過するが、袖丈つめをすべきか悩んで
       ずっと着られなかった。今回は安全ピンと両面テープで
       ズルをして袖丈を合わせた。
きょうの足袋:黒地に赤・着・オレンジの小さな水玉。いただき物。
きょうの履き物:コルク表船底型台、鼻緒は赤黒ベースの花柄、二石。
きょうのバッグ:ローラアシュレイ別珍・金華山・シェニール織りパッチワーク
        トートバッグ。3割引で6800円。
きょうの髪型:だんだんずさんになってきて、二つに結んだだけ。
きょうの防寒対策:腕カバー、絹のパッチ、五本指絹靴下重ね履き、
         アクリルボアチョーカー。

※空堀商店街近く谷六寄りに「にぎわい堂」という貸しスペースをほとんどボランティアで始めた方と知り合って、どんな建物か下見に行くことにした。それも兼ねて、半年ぶりくらいに着物ベテランと超初心者2人と空堀散策。「練」だか「惣」だかいう古い建物再生商業施設に入ると、たまたま人形のモリシゲの社長さんによる「おひな祭りについての講演会」が始まるところだった。行き合わせたのも何かの縁だと思って拝聴することに。空いている席がなくて、講師の真正面。小学3年の女の子たち6・7人も聴きに来たが、話が松屋町の歴史、中国の「曲水の宴」「王義之の蘭亭の序」「卑弥呼」「諸葛孔明」などから話が始まったので、さっぱりおもしろくなかったらしく、途中退席。お雛様の話というよりはひな祭りの正当性を強調するような内容であった。何か質問を、と司会者の声、私も私で講演内容と全く関係のないことを質問、いい勝負か。質問してわかったことは、段ものの雛人形の人形と道具類は店で組み合わせたものなので、人形は気に入ったが道具がいやだ、という場合は係員にいってみると組み合わせを替えてもらえる可能性があるらしい。まあ、訪問着と袋帯セット、みたいなもので親切のつもりでセレクト、コーディネートしてあるだけのようだ。ちなみに道具類は静岡か中国産だそうだ。講演会後、お食事どころを探すが、お昼休みで選ぶ余地がなくカレーライス。結局のところ、空堀再生プロジェクトとして作られた施設は、湯布院のおみやげ屋を素人がしているような感じで、空堀商店街との連携があまりないような気がした。「根付かす」ということは大変困難なことなのだ。ぶらぶら歩いていくうちに、あまりに天気がよく風も心地よく、誰一人文句も言わず恵美須町まで歩いてしまった。4駅分くらいか?見なきゃいいのに古着屋覗いて、またもや運命の出会いが。バカだな。
きょうのお買い物:海老地紋の錦紗コート、3500円。龍村風名古屋帯4800円。
         状態のよい昼夜帯4800円。ああああああ・・・・。
タグ:御召
明日は下品悲観的 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。