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欲しいものが多い

10月11日】;ああ久々の 展覧会@天王寺
きょうの着物:銘仙袷・花火工場に誤って引火したような巨大松
       委託古着屋で5000円。古いものを洗い張りして
       仕立て替えたもののようで、裄が十分。
きょうの帯:黒無地に青紅葉と鳥の刺繍名古屋帯。オークション品。
きょうの長襦袢:小千谷縮を仕立てたもの。
きょうの帯締め:柿色~白のグラデーション、小桜組、いただき物。
きょうの帯揚げ:白~黄色グラデーション綸子,1000円。
きょうの半衿:いただき物のポリ塩瀬白半衿に自分で適当に柄を描いたもの。
きょうのバッグ:圧縮ウールアップリケのおうちバッグ,2000円くらい。
きょうの履物:箱根細工を表に張った神戸下駄・鼻緒レンガ色本天。
       台と鼻緒で1000円くらい
きょうの足袋:緑に白の小紋・大野屋製。3500円くらいだったか。
きょうの髪型:三つ編み
きょうの省略:肌襦袢・パンツ
きょうの暑さ対策:ステテコ
※「世紀の祭典 万国博覧会の美術」鑑賞。10日ぶりのきものであるが、一向に気温が下がらず、着ながら大汗。しかも太って上前が苦しそうである。やせなければ、いよいよ着られる物がなくなってしまう。
※今回の展覧会はなかなか満足度が高かった。展示物の数が多いのも良かったし、展示物の中で「これ欲しい」と思えるものが多かった。パリ万博に出品するということで、かなり「リキ」を入れて作った品という感じが伝わってくる。ありきたりなものは少なくて、意匠に凝ったものが多く、日本の美をとくとご覧あれ!という意気込みが感じられる。
※とにかく見ておかなければ、と思ったのは、川島織物の綴織壁掛けだった。敷物の研究をしていて、論文の中に書いたりhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4332110080/qid%3D1097503915/249-7212013-4099563していても、実物を見る機会はこれまでなかったのだ。ものすごく巨大かつ緻密なもので、欧州の人々に強いインパクトを与えたことと思う。若沖の絵を壁面に張り巡らした部屋も展示されたようで、その中に入ってみたかったものだと嘆息。
※パリ万博は、西陣にジャカード機がもたらされ、画期的に生産力が上がった、大きなターニングポイントでもあった、という点も見逃せない。
※しかしこれよりもおもしろかったのが、川島織物の織見本帖。万博用にこしらえたものではなくて、実際に使っていたものをそのまま持っていったようで、裂の並びに統一性がなく、さらに横に価格が墨書きされている。今のカーテン地見本帳と全く同じである。
※漆見本を組み合わせて作った衝立状のものを見ると、今よりもバリエーションがあっておもしろい。おそらく、これらの展示物の中で、今では作れないものもたくさんあるのだろうなあ。
※今回もミュージアムショップで「越前和紙切り落としセット」525円也を買う。これは本当にお役立ちで、自作ポチ袋にもなるし、古封筒再生用品としても使える。

きょうの決意:近鉄阿倍野で古着市を開催中だったかと思うのだが、とにかく行かない、見ない、と強く誓い、近寄らなかった。ストイック~♪

※天王寺公園で夫が写真を撮ってくれたのだが、モノクロフィルム。なんだかな。
タグ:展覧会 銘仙

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