半衿悲喜こもごも

【３月１６日】
※暖かくなって、きょうは体が動く、動く。洗濯も仕事もはかどり、ジムにも行く。これまでの低調は、低温ゆえのことだったのか？これでは単なる「お天気屋さん」ではないか。
※低調といいつつも、妄想企画はふくらむ。13日、ホワイトデーの催事場にぎわう様子を横目で見ながら、夫に「ホワイトデーって、バレンタインの三倍返しなんだって」と嘘を含めて、結納の話を混ぜ込んで、耳元でささやいた。要求するつもりではなかったのだが、よほど「踊る大捜査線腕時計」が嬉しかったらしく、なにかプレゼントしようかと言い出してくれて、生まれて初めて「ホワイトデー」のプレゼントをいただけることになった。即座に「では、実は、欲しいものがある」とリクエストしたのが刺繍半衿。
※半衿付けが大嫌いなせいもあって、持っている半衿は「だいたい何にでも合う＝つけっぱなし可」「色柄もの＝汚れが目立たない」という、「ズボラ中心」なラインアップだったので、「よそいき！」という半衿を買ったことがあまりなかった。（唯一買ったのが、マツケン観劇のために買った松びっしり半衿だけだ）。
※たいてい、半衿の値段の方が私のキモノ価格基準より高いことが多く、二の足を踏むことが多かった。
※プレゼントとしていただくのなら、お高いものでもオッケーというのも変な話だが、ここぞとばかりに1万円を超える半衿をリクエストしたのだった（根性が卑しい）。
※ネットで注文するのでまだ手元には届いていないのだが、明日到着予定で今からわくわく。縫う直前まではシアワセだろうな。
※前につけた半衿を外す時って悲しい。せっかくつけたのに。
♪泣きながらぁ～縫ぅぅった半衿をぉ～泣きながらぁはずぅしぃてぇいるぅのぉ～

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