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ああ、カタルシス

3月24日】サブちゃん@梅コマ
きょうの着物:青紫というか青緑というか地に鳳凰と唐花のお召し、
       委託古着屋で5000円。
きょうの帯:黄色地にでっかい全開扇子・通称「あっぱれ扇子」名古屋帯。
      オークション品、1340円。
きょうの羽織:紫地に黄色と白で矢羽根、黄色で四季の草花、古着屋で2800円。
きょうの帯揚げ:わさび色無地縮緬,1900円。
きょうの帯締め:白に赤の矢羽根両端金、阪急で1000円。
きょうの雨コート:黒地に赤の水玉、いただき物。
きょうの半衿:青に緑で麻の葉ポリ、300円以下。
きょうの長襦袢:井桁に桜、元母の小紋。
きょうの履物:桜の皮の船底台に瓢箪の鼻緒。
きょうの足袋:芥子色ナイロン、福助、マジックテープ。
きょうのバッグ:ゴブランパッチワーク、母から払い下げ。
きょうの防寒対策:レッキスチョーカー、腕カバー。
きょうの髪型:段違いアンモナイト
※今年も北島三郎特別公演の季節がやってきた。半額券が手に入ったので、二年連続鑑賞することができた。前回も雨が降っていて、今日も春の嵐のような天候。雨が降らない場合の用意をしていたので、直前で大あわてだ。
※第一部のお芝居は「め組の辰五郎」、第二部はヒットパレード、毎回これは変わらず、予定調和の世界である。
※お芝居が始まる前にスクリーンにタイトルバックが流れ、最後の方で「協力・大覚寺、国宝・姫路城」というのがないだけで、まるでテレビを見ているような感じだ。サブちゃんの舞台の特徴は暗転が長いことだ。ひょっとしてこれは、観客の平均年齢が高いため、お話がよくわかっていない連れの人に説明してあげるための時間か、トイレに行くため人が立ったり座ったりするための時間をとってあるのかな?と思っていたのだが、どうも大道具に凝りすぎて場面転換に時間がかかるためのようである。
※なんといっても「火消し」の話なので、火事の場面があったのだが、まあ、見事な舞台装置で臨場感ありあり、あの場面だけでも行った価値はあるというものだ。
※ヒットパレードは、実は全然サブちゃんのヒット曲を知らないので、どれを聴いても同じに聞こえる。タイトルも「橋」とか「山」とか、一文字が多くて、「誰でも読めるように」してあるようだ。

※はっきり言って、この歌の時間はたるいのだが、それが最後のクライマックスのための下準備なのだ。観客の欲求不満がたまったところで、ダンサーの連舞、そして脈絡なく大漁船が登場、もうこの時点で来た甲斐がある、と感動する。
※だがこれだけでは終わらない。最後の見せ場が135名の出演者全員によるダンス、そして巨大な装置に乗ったサブちゃんが登場。今年は「金のしゃちほこ」だ。愛知万博のためか。
※今回は「光るサブちゃん応援団扇」を買ったので、それを振り回すとますます乗りが良くなり、ものすごく一体感を感じてしまった。この団扇は、今後はトイレに常備される予定。地震の際にも非常用照明として役立つはずだ。
※しかし全体を「ファザコン」が覆っているような、やたら「おやじ」という語が頻発する。情に訴えかけるテーマは、私としてはまあ、どうでも良くて、とにかく最後に派手にぶちかましてもらって、カタルシスを得られればシアワセである。
※来月、梅コマは「梅田芸術劇場」に変名するが、来年9月にもサブちゃんはやってくる。来年も会いましょう、と約束して終わった。去年も約束して、今年果たした。別に義理はないけど。半額券が入手できたら約束を守れそうだ。
※帰りに喫茶店に入る。なんと、ブルーマウンテンのポットサービスでたったの650円。カップで頼んでも400円、しかもお代わりは200円でいいのだ。ミックスサンドセットが700円、ということは珈琲代400円差し引いたら、ミックスサンドは300円ということになる。私は実は、ブルーマウンテンというのは、高くて一回も飲んだことがなかったので、興奮して注文。金属製のポットとコーヒーシュガー・フレッシュのポット三つが専用スタンドに収められ、運ばれてくる。すごく上等な感じ。まずブラックで味わうが、良くわかんない。舌が肥えていないんでしょうかね。たぶん。でも、たった650円ですごーくリッチな気分にさせてもらえました。梅田でこの価格はすばらしい。純喫茶万歳!

きょうのジンクス:1,持って出ると雨が降らない傘、
         2,これを着よう、と決めると雨が降るお召し。
※二つのジンクスがぶつかった結果、お召しを着た後雨が降り始め、傘を持って出たら、帰りにはやんでいた。
タグ:御召 観劇

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