三隣亡（さんりんぼう）プラスワン
【４月１６日】買い出し＠日本橋
きょうの着物：紋錦紗地ボタン色染め疋田に花丸紋小紋・古着屋で7500円。
きょうの帯：黒地に鳥と緑もみじ蔦刺繍。オークション品、1万円超。
きょうの羽織：あれこれあって黒地紋紗にでっかい橘。薄物。
丈の短い着物を仕立て替えたもの。
きょうの帯揚げ：薄黄色綸子。1000円。
きょうの帯締め：濃ピンク、確か1000円しなかった。デッドストック。
きょうの長襦袢：黄色に赤の絞り、古着屋で3500円。
きょうの半衿：もらい物のポリ白塩瀬に「不思議なクレヨン」で塗ったもの。
きょうの足袋：先日塗った「色のきれいな輪染み」バージョン。
きょうの履物：白木船底台・鼻緒は紫・ツボピンク。
きょうのバッグ：半円形ゴブラン。5000円。
きょうの髪型：段違いアンモナイトの上部分一個と、下は三つ編み。
※プリンタインクやLANケーブルを買いに電器屋街へ。突然出かけることにしたため、今日になって半衿をつける。焦る。そんなときに限って、帯を結び終えたあとに異状に気づく。
きょうのトラブル１：「落款が過ぎる帯」(2005年2月2日の日記参照）の裏のオランダ線（界切線）の糸が解けてぶら下がっている！
※仕方がないので帯を解き、別の帯を締める。オッケー。
きょうのトラブル２：お出かけ前にお手洗いへ行く。どういう動きをしたのか、
後ろ裾を濡らしてしまって青ざめる。
タオルで押さえて水気を切る。
※出かける頃には乾き、縮もなくほっとする。オッケー。
きょうのトラブル３：単衣羽織を羽織って、いざお出かけ、というときに、
後ろから夫が「これ、アカンで」という。
見てみると後ろ袖の袖付けが解け、
中の着物の袖が出てきそうな有様。
※さっさと脱いで、もう一枚の薄物羽織を引っ張り出し、羽織る。オッケー。
※そうこうしているうちにお昼ご飯の時間になってしまったので、まず日本橋で腹ごしらえ。「お代わり自由」の蕎麦屋へ。私は「鉄火丼セット」。夫はざる大盛り２枚。ここのおそばは手打ちでおいしい。だしも鰹が利いていて風味豊か。鉄火丼にかかっているタレの量が絶妙。お店もきれいでBGMはジャズ、地酒も揃っている。大満足で、このままこの場で眠れたら最高にシアワセ、という気分で電器屋街へ向かう。プリンタインクは、恵美須町寄りの安い店で、ある程度かためて買えば電車賃も浮くのだ。カラーだと一個あたり100円は安い。
※その後、禁断の店を約３ヶ月ぶりに突入。「着物洋服」婦人と「お茶習ってます」婦人に出会う。いきなり「まあー、絽の羽織だわ」といいつつ、薄物羽織の生地を触りに来る。絽ではなく、紋紗の一種らしい、と解説するが、あまり聞いていない。私の着ているものについて「まだ4月なのに薄物着ていて変だ、色柄も年齢にあってないし古くさいし」と言いたいけど、はっきり言えないので、お店のおばさまに「こういう着方もあるのねぇぇぇぇ」おばさまも困って「まあ、お若い方は・・・・もにょもにょ」、同意を得られたと思った着物洋服婦人は「この間、着物にブーツを履いた若い人を見たわー」とさらに追加、これは「若い人は、着物の着方や季節も知らないから仕方ないわよねえ」というニュアンスだったのかな？さらに問題なのは、私はそういういいわけで許される「若い人」では、もはやないということだ。すみませんね、変で。しかし帯付きで出るには涼しいし、元々単衣羽織の予定がトラブルで薄物羽織になったという経緯は誰にもわからないわけだし。袷の羽織を着ていなかっただけ、救いがあると思ってもらいたい。それに、年配の婦人がお召しの紗のコートの代わりに紗の羽織を着ているだけなのだが、これは許されないものなのか。
※しかしすぐ横で何を言われても、私の視線と意識は古着に一直線であるので、ほとんど黙殺と適当な（誠意のない）相づちしかできない。
※新着の山の中からあれこれ見せてもらっていると「お茶習ってます婦人」がやってきて、「あら、それいいじゃない」と人が触ったものを指すので「どうぞどうぞ」と手渡す。全く傾向が違うので、取り合いにすらならない。この方は4時に文楽開演なのに4時過ぎまで店にいた。恐るべし古着屋沈没。
※あれこれ掘り出し物を見つけるが、買えない金額のものもあって、いつものことながら後ろ髪引かれる思いで退店。
※いつものように本屋に行って、中華で夕食、まあ無事に一日が終わるかなと思ったら。
きょうのトラブル４：帰宅後発覚したのだが、先日塗り塗りした
「色のきれいな輪染み」足袋、甲の上の方にほつれ発見。
ああああ・・・・・。もうアカン・・・。
※古着着用者が計画性なく準備不足で唐突に行動を起こすと、これだけのトラブルが発生する。お気をつけ下さいませ。
きょうの着物：紋錦紗地ボタン色染め疋田に花丸紋小紋・古着屋で7500円。
きょうの帯：黒地に鳥と緑もみじ蔦刺繍。オークション品、1万円超。
きょうの羽織：あれこれあって黒地紋紗にでっかい橘。薄物。
丈の短い着物を仕立て替えたもの。
きょうの帯揚げ：薄黄色綸子。1000円。
きょうの帯締め：濃ピンク、確か1000円しなかった。デッドストック。
きょうの長襦袢：黄色に赤の絞り、古着屋で3500円。
きょうの半衿：もらい物のポリ白塩瀬に「不思議なクレヨン」で塗ったもの。
きょうの足袋：先日塗った「色のきれいな輪染み」バージョン。
きょうの履物：白木船底台・鼻緒は紫・ツボピンク。
きょうのバッグ：半円形ゴブラン。5000円。
きょうの髪型：段違いアンモナイトの上部分一個と、下は三つ編み。
※プリンタインクやLANケーブルを買いに電器屋街へ。突然出かけることにしたため、今日になって半衿をつける。焦る。そんなときに限って、帯を結び終えたあとに異状に気づく。
きょうのトラブル１：「落款が過ぎる帯」(2005年2月2日の日記参照）の裏のオランダ線（界切線）の糸が解けてぶら下がっている！
※仕方がないので帯を解き、別の帯を締める。オッケー。
きょうのトラブル２：お出かけ前にお手洗いへ行く。どういう動きをしたのか、
後ろ裾を濡らしてしまって青ざめる。
タオルで押さえて水気を切る。
※出かける頃には乾き、縮もなくほっとする。オッケー。
きょうのトラブル３：単衣羽織を羽織って、いざお出かけ、というときに、
後ろから夫が「これ、アカンで」という。
見てみると後ろ袖の袖付けが解け、
中の着物の袖が出てきそうな有様。
※さっさと脱いで、もう一枚の薄物羽織を引っ張り出し、羽織る。オッケー。
※そうこうしているうちにお昼ご飯の時間になってしまったので、まず日本橋で腹ごしらえ。「お代わり自由」の蕎麦屋へ。私は「鉄火丼セット」。夫はざる大盛り２枚。ここのおそばは手打ちでおいしい。だしも鰹が利いていて風味豊か。鉄火丼にかかっているタレの量が絶妙。お店もきれいでBGMはジャズ、地酒も揃っている。大満足で、このままこの場で眠れたら最高にシアワセ、という気分で電器屋街へ向かう。プリンタインクは、恵美須町寄りの安い店で、ある程度かためて買えば電車賃も浮くのだ。カラーだと一個あたり100円は安い。
※その後、禁断の店を約３ヶ月ぶりに突入。「着物洋服」婦人と「お茶習ってます」婦人に出会う。いきなり「まあー、絽の羽織だわ」といいつつ、薄物羽織の生地を触りに来る。絽ではなく、紋紗の一種らしい、と解説するが、あまり聞いていない。私の着ているものについて「まだ4月なのに薄物着ていて変だ、色柄も年齢にあってないし古くさいし」と言いたいけど、はっきり言えないので、お店のおばさまに「こういう着方もあるのねぇぇぇぇ」おばさまも困って「まあ、お若い方は・・・・もにょもにょ」、同意を得られたと思った着物洋服婦人は「この間、着物にブーツを履いた若い人を見たわー」とさらに追加、これは「若い人は、着物の着方や季節も知らないから仕方ないわよねえ」というニュアンスだったのかな？さらに問題なのは、私はそういういいわけで許される「若い人」では、もはやないということだ。すみませんね、変で。しかし帯付きで出るには涼しいし、元々単衣羽織の予定がトラブルで薄物羽織になったという経緯は誰にもわからないわけだし。袷の羽織を着ていなかっただけ、救いがあると思ってもらいたい。それに、年配の婦人がお召しの紗のコートの代わりに紗の羽織を着ているだけなのだが、これは許されないものなのか。
※しかしすぐ横で何を言われても、私の視線と意識は古着に一直線であるので、ほとんど黙殺と適当な（誠意のない）相づちしかできない。
※新着の山の中からあれこれ見せてもらっていると「お茶習ってます婦人」がやってきて、「あら、それいいじゃない」と人が触ったものを指すので「どうぞどうぞ」と手渡す。全く傾向が違うので、取り合いにすらならない。この方は4時に文楽開演なのに4時過ぎまで店にいた。恐るべし古着屋沈没。
※あれこれ掘り出し物を見つけるが、買えない金額のものもあって、いつものことながら後ろ髪引かれる思いで退店。
※いつものように本屋に行って、中華で夕食、まあ無事に一日が終わるかなと思ったら。
きょうのトラブル４：帰宅後発覚したのだが、先日塗り塗りした
「色のきれいな輪染み」足袋、甲の上の方にほつれ発見。
ああああ・・・・・。もうアカン・・・。
※古着着用者が計画性なく準備不足で唐突に行動を起こすと、これだけのトラブルが発生する。お気をつけ下さいませ。
タグ：買い物
2005-04-16 22:55
