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寿司屋妄想

4月23日
きょうの着物:紺地に下品なバラの紬・貸衣裳処分市で8000円。
       裄・着丈が今の人サイズで大きい。
きょうの帯:淡珊瑚色地にブルーグリーン独鈷柄博多名古屋帯、古着屋で3800円。
きょうの帯揚げ:淡黄ぼかし綸子・1000円。
きょうの帯締め:白地に臙脂・金・緑の菱模様平組・いただき物。
きょうの長襦袢:赤地ひょうたん模様・古着屋で4500円。
きょうの半衿:白塩瀬ポリいただき物にスタンプで渦巻と■をペタペタ。
きょうのバッグ:紺系バラのような織り柄に竹の持ち手ハンドバッグ・1000円。
きょうの足袋:塗り塗り足袋。
きょうの履物:マホガニー家具塗り小町台に杉浦非水風鼻緒。8000円くらいか。
きょうの髪型:段違いアンモナイト。
※大学女子同窓会の会報の発送作業。場所は天六である。そこまで行くなら履物屋さんに鼻緒の締め直しとかかとゴムの取替をしてもらおうと、先に履物屋さんに寄って預けて作業場所へ。
※前回同じ作業の時、誰一人として流れ作業のシステム作りを提案せず、人の腕がクロスする状態で作業がはかどらなかった。今回は早めに行って、さっさと流れ作業のラインを作ってしまう。作業をしながら先輩方の話を聞いていると、皆さん声を揃えておっしゃることは、キャンパスの真ん中にあった大きなグラウンドに、建物が次々に立ってしまって、「きれいかもしれないけど、せせこましい」「息苦しくなってしまった」とため息混じり。

※そのグラウンドはすり鉢状になっていて、周囲は「段々畑」と呼ばれる観覧席状の階段になっていて、昼寝したりお昼を食べたりおしゃべりしたり、男女がいちゃいちゃしたりする場所だった。そういう空間が奪われてしまった(あらかじめ消滅してしまった)大学構内で学生たちはどこでぼーっと空を見るのだろう。立派な建物(たいてい○△センターなどという名称がついている)がびっしり立ち並んだ空間がキャンパス、と呼べるのだろうか。大学進学人口が減少し、各大学の競争となって、ありとあらゆるサービスを提供しようとしたあげく、結局空気や空や時間を奪ってしまった、という感がある。さらにいうなら、例の大きなグラウンドは当大学の象徴でもあったのだ。象徴をビルで埋めてしまったということは、この大学ももうダメかな、と出身者ながら冷たく思ってしまう。
※封入印刷物を折る作業を含めて、2時間程度でゴールが見えたので、「突然ですが、帰ります!」とさっさと立ち去る。
※お昼を食べ損ねていたので、天六の喫茶店で「スープセット(ミネストローネとポテトサラダサンドイッチ、ポテトチップス添え・小さなワッフル付き+珈琲」700円を食していると、隣の席に座ったお子様にプリンが運ばれてくる。一皿に二つも乗っている!大サービスだ。今は○トール・コーヒーやス○ーバックスなどの大進出で、個人経営の店は厳しく、サービスを充実させているのかもしれない。というわけで、今こそ純喫茶が充実しているときかもしれない。紙コップ+セルフサービスの店で400円出すなら、純喫茶へ行こう!
※満腹で履物屋さんに戻る。2月に預けた黒漆の台の修理が終わっていた。私の不注意で決定的な損傷をうけていたのだが、なんとかごまかしてくださっていた。ありがたい。
※魚の柄の鼻緒を発見する。まな板のような台を発見する。もう、頭の中では「寿司屋」ができあがっている。まな板のような台の側面は赤漆、寿司桶の色だー。これ履いて寿司屋に行きたいなあ、回らない寿司屋に。
※今のうちに袷を着ておこうと焦って着たが、まだ心残りのものもある。いつまでも涼しければいいのに・・・。
タグ:妄想
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