旅行鞄を買うと旅行に行けなかったので

【5月23日】用事に追われて
※すみません、前売券絶賛発売したのに、全然日記書けなくて。
とりあえず、トピックスの「鞄崩壊」だけでも。
※旅行に久しぶりに行くので、ゴロゴロ押していける4つ車輪のついたカートが欲しいなーと思って、和裁教室の帰りに見に行ったのが旅行の少し前。百貨店で、あれこれ見せてもらっているうちに、一番高いのが一番欲しくなったのですが（オリエント急行に乗ってもオッケーみたいなデザインで機能性もよいもの）、上に乗っけるバッグもセットすると5万円を超えてしまい、これを買うと旅行に行けなくなる、というジレンマに陥り、結局あきらめ、安いのは欲しくないので（妥協したくなくて）、古い鞄でいいや！と開き直ったのが「飴色に変わったバリ島トランク」を取り出した日でした。
※ところが着物を三つ折りしてもトランクの長さが足りず、夫がそれを使い、私は夫の二輪カートを使うことに。これが、夫の悲劇の始まりでした。
※件のトランクは、細いベルトがくるっと回ってお洒落なのですが、行きの環状線の中で、その一本がちぎれました。よく見ると、取っ手も弱っています。大阪駅で取っ手もちぎれました・・・・。中には仕事用のCDRやDVDが山ほど入っていて重かったというのもありますが、所詮は土産物程度の作りで、実用向きではなかった上に、経年劣化も加わり、大阪駅で臨終を迎えたのです。
※夫は、取っ手のないただの箱となった「元トランク」を抱え、新大阪へ。バッグをくくりつけるカートを探しましたが、新大阪では見つかりません。まあ、2980円くらいで東京で買えるよね、ということでそのまま新幹線まで担いでいったのですが・・・。
※私は先に新横浜で降りて、横浜の15年くらいご無沙汰の恩人のお宅に伺っておりました。携帯メールが届いたので報告を読んでみると・・・・。
※「このトランクをくくりつけるカートが欲しいのですが。取っ手が取れてしまって」というと、一つだけ、現品があるとのこと。大丸の店員さんが気の毒がって二人がかりでくくりつけてくれて、さあ、お支払いという段になって初めて価格を見ると・・・・・8000円！うっそー。しかし、くくりつけられた時点ではもはや断るわけにも行かず、買う羽目に。彼のメールの最後の文章は「東京は怖いところです・・・」でした。
※これが夫の悲劇の始まりでした・・・。以下次号。

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