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坂田三吉妄想~袖丈つめ~ツボ振り

【7月27日】悉皆屋さん@近所

きょうのお引き取り:
1,銘仙洗い張り。材料として出品されていたオークション品。
  洗ってもらったものの、とれないシミあり。色をかけようかと相談するが
  染めたがためにシミが目立つこともあるという話で、いったんお持ち帰り。
  これは翌日、和歌山の洗い張り屋さんに相談することとなる。
2,縮緬百合の単衣を解いて洗い張り。これもシミが取りきれなかったが、
  まあ、我慢できないこともない。
3,ピンク錦紗・通し裏に使われていたもの。3点合計13000円。

きょうの依頼:3のピンク錦紗でうそつき袖とお腰を作ってもらうことにする。
       まだ価格不明。

※学会費とか雑誌の定期購読料を払うために郵便局へ。ついでに悉皆屋さんに寄る。1の銘仙は、元々シミシミで、どうして洗い張りまでして着ようとしているかというと、柄が「王将」なのだ。ちょうど将棋の駒を刺繍した鼻緒に駒のような形の台の下駄を買った直後に発見し、「運命だ・・・」と妄想を抱き、落札してしまったもの。もう、頭の中は坂田三吉である。

※気温が33度~34度くらいで安定してきた。暑いことは暑いのだが、一度36度を経験すると少し平気になるものだ。汗まみれで皮膚ボロボロだが、それでも生きている。ありがたい。

※作業日誌
きょうの作業:薄物袖丈つめ3点
きょうの成果:2点完成、残り一点は袖丸を作れば完成予定。

※昨日和裁教室でやり残した袖丈つめを仕上げてしまおうと裁縫箱を出す。1点完成したら調子に乗って、ついでにいただいたばかりの麻の単衣にも着手、完成。ますます調子に乗って、放置してあった薄物にも着手。さすがに時間切れで未完成。

きょうの「やっぱり」:折り上げた袖底の余りは前袖側に
           倒さなければならないのだが、
           ふと気がつくと反対に向けていることがよくあった。
           さらに、左右の長さが一分ずつ違うことも。

きょうの分析:私が和裁のみならず作り物に向いていないのは、
       注意深さの欠如及び、確認を怠るせいのようだ。

※必ず裏表左右を間違えるのだから、もっと注意深く確認しながら進めていけば、多少は失敗が少なくなりそうだ。


※肩肌の脱ぎ方の侍バージョンの仮説は立ったものの、女バージョンがまだ確立していなかったので、ツボ振りなら肩肌脱ぐはずだと思い、参考資料として女賭博師尼寺開帳を見る。江波杏子を参照しようと思ったのだ。

※日記を読んでくださっているお友達によると、お芝居では女性は上前を脱ぐパターンが見られるそうだ。下前をはだけてしまうと、おはしょりがあるので、その場で着直せない(実験したのか、やはり)らしい。なので上前をはだけるのではないかという説。そういえばこの間、江波杏子のツボ振り映画やってたのに、ちゃんと見てなかったなーと反省していたら、今日サンテレビで上記の映画があることを発見。

※結論を言うと、この映画の中では肩肌脱ぎませんでした。というわけで、まだ正解にも仮説にも至っておりません。

※ところでこの映画、タイトルがいいですねー。なんかドキドキしますやろ。なんで尼寺開帳かというと、昇り龍のお銀(江波杏子)を目の敵にする女ツボ振りが、勝負に負けて何でか尼になっていて、尼寺で賭場を開いて復讐の機会をねらっているんですな。この敵役の三条魔子さんが主にエロ担当で、江波杏子は固く守られる。ちなみに私がこれまでにもっともドキドキした映画のタイトルは「でんきくらげ」です。公開当時、線路をくぐる地下道に貼ってあったポスターを見て以来、35年間心に焼き付いている。

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