妄想と無計画性

【8月4日】
きょうの暴挙：先日「自分で染めなはれ」といわれたシミシミ銘仙に
　　　　　　　自分で柄足ししてしまった。

※塗り塗り足袋の技法（というにはおこがましい）で、布用マーカーで点々とラインを描く。点々と線も組合せ次第で「宇治川」という江戸小紋になる、と今日気がついたため、いきなり始めた。無計画に、とりあえず目立つシミの上に点々と線を描いていくと、偶然亀甲になったので同じものを次々に描いていく。元の柄が横段なのが気に入らないので、縦に長い線を描いてみる。格子にしてやろうと考えたのである。調子に乗って身頃も袖もおくみも衿も袖も、とりあえず全部描いてしまった。

※しかし描きながら考えた。これを仕立てに出すと、縫う人に「わ、サインペンで変な柄が描いてある！」と思われるんだろうなあ、うーむ、自分で縫えればどんな変な生地でも恥ずかしくないのに、縫えないのと恥ずかしいなあ、などとウニャウニャ。

※UFJ銀行のモビットのCMで「大人って、夢と計画性の両方持っている人」と桃井かおりが言ってるのを聞いた。ワタシには「妄想と無計画性」のみ、ある。

タグ：妄想