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大阪の女 追記

【2月9日】

※「大阪の女」の事を考えていて、昭和30年前後の交通事故統計を調べてみたら、興味深いコメントがあった。自動車の台数が少なかった頃は、8人に一人は死亡事故であったが、その後台数が増えるにつれ、スピードが出せなくなったこともあって死亡事故の比率は減ったということと、昭和30年に庶民でも手の届くトヨペットが発売されたことによって、交通事故が増えたということだ。

※まさにあの映画では、そのあたりの事情が描かれていて、主人公の夫をひき逃げしたのはトヨペットだったと思う。風俗資料として有効だと感じていたが、実はあれは人情映画を装った社会派映画だったのかもしれないし、今になって振り返るから、そういう風にも読み取れるということかもしれない。
タグ:映画
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