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ムー

10月5日

※写真倉庫、更新しました。

※朝晩は多少涼しくなったものの、10月に入っても気温が思ったほど下がらず、いったい何を着ればいいのやら、いったいどのタイミングで更衣をすればいいのやら、迷いに迷う今日この頃。さらにここのところの雨女度は、人生最高値を示し、前日と翌日は晴れなのに、私が出かける日は雨が降る。それでも約束したからには、行かねばならぬ。

※初めて勤めるところは、まず自分用のIDカードをもらって、校門の鍵を開けられるようにしなければならない。そして成績管理や出欠管理をIT化しているので、学生証を端末にかざすとピッと反応して出席簿がわりになるシステムらしいが、そのあとのデータの吸い出しは私の仕事となる。そういうことをちゃんとやれる自信がなかったので、職員さんに根掘り葉掘り尋ねて使い方をマスターしようと試みる。端末には液晶部分と、クマさんの絵がある。職員さんは「ここにカードをかざすと反応します」とおっしゃるのだが、液晶部分にかざすのか、クマさんにかざすのか、位置が不明で「液晶ですか?クマさんですか?」と聞く。落ち着いて考えれば、センサーなどで反応する液晶なんてないだろうと、あとではわかるのだが、パニックに陥っているので、かなりわけのわからないことを口走っていたようだ。しかし、私自身の出勤簿は旧態依然とした「印鑑」。何というアンバランス。

※その後、共同担当の先生の研究室に行って判明したのだが、出欠管理は助手さんがやってくれるそうで、私は何もしなくてよかったのであった。助手さんと一緒に教室へ行き、講義に使ってもよい和服類のチェックをするはずが、手違いで教室使用中、中に入れず。日を改めることに。

※この日はクマさん端末で大汗かいたあげく、空手で帰る、ということとなった。しかしIDカードだけは手に入れたので、今後「不審者」と疑われなくなったのが、収穫だ。

※13日、改めて着物類をチェックする。備品は、売れない古着屋の品揃えっぽくて、たとう紙をあけても感動がなく、テンションが落ちていく。これはマズイ。やっぱり多少は、手持ちのものを持ってくる必要がありそうだ。IMGP6703_2.jpg

※余談だが、5日の帯は組紐で、これまでは袋帯を古着屋で見かけることはあったが、名古屋帯はほとんど見かけたことがなかった。7月にこの帯を入手してから、ネットショップや古着屋で大量に見るようになった気がする。ひょっとして、お安く織れる技法が開発されたとか、海外で生産できるようになったとか、そういう変化があったのだろうか。そして、どの帯もダークな、あるいは沈んだ色味のが多かったのだが、今日の帯は妙に明るい色味で、組紐の帯っぽくない。それで入手したのだが、なぜか脳裏に「学研の雑誌 ムー」http://gakken-publishing.jp/mu/のことが浮かんで消えない。読んだこともないのに。
タグ: 単衣 仕事
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