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残酷物語

【2月3日】思い出して追記

※昨日ローカルニュースで、恵方巻大量生産体制に突入しているお持ち帰り寿司専門店の工場の紹介があった。普段40名の工場だが、昨日は250人に増員し、いつもは経理です営業です、といった風情の人も、朝の9時からキュウリを切り続けていた(すべてのキュウリを切り終えるまで残業決定、おそらく10時半くらいまで)。

※大量生産用に機械が導入され、ご飯が薄く広げられた海苔がベルトコンベアの上を流れてくる。そこからは人間の仕事で、かんぴょうや高野豆腐が並べられる。最後に機械がくるっと巻いて出来上がり。

※今日、そこの製品が百貨店に大量に並べられているのを見て、ああ、あの工場から来たんだなと思っていた。しかし同じ百貨店のお茶屋さんの証言によると、機械の導入はつい最近で、昨年くらいまでは各店長さんが2月2日の晩から徹夜で、暖房の切れた厨房で巻き続けていたのだそうだ。嗚呼、恵方巻残酷物語。
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