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大根と段平

【2月8日】

※寒くなると、おでんを二鍋煮込み、三日三晩おでん三昧というのが例年のパターンなのですが、今年は、はからずしも大根の品評会になりました。最初に大量に煮込んでも、練り物が大好きな夫が、あっという間に食べてしまうので、タネを追加することを二日間ほど継続するわけですが、第一弾の大根は和歌山の布引大根198円でした。それがあまりにもおいしく煮えて、第二弾を投入。それはスーパーマーケットの99円もの。これが煮ても煮ても、全然おいしくないのでした。個体差もあると思いますが、布引大根のおいしさには脱帽、スーパーの二本分の値段が、かえって安い、と感じられたほどです。

※映画「あしたのジョー」の前売り券を夫が買ってきてくれました。暮れの忘年会で幼なじみ二人は、実写化に疑念を抱いており、特に丹下段平役の香川照之に不安を抱いておりました.私は「いや、香川照之は、やる!」と断言したのですが、予告編や番宣を観るに付け、私は正しかったんじゃないかと思えてきました。断言した裏付けは、かなり不確定要素もあったのですが、一つには、今やかなりの映像作品において、香川照之抜きには成立し得ない存在感を彼が確立しているという点、松田優作が「おまえは俺になれる」と言い残したという事実、そして何よりボクシングを知っており、あしたのジョー連載時やアニメのオンタイムに思春期~青年期を過ごしたこと、それらを総合して、彼ならやり遂げる、と確信していたのです。

※しかしまだ本編を観たわけではありません。香川照之はこの役が来たことを「私生活でボクシングを30年間見守り続けてきたのは、この役のため」と語っていますが、私は「あしたのジョーを30年以上見守り続けてきたのは、この映画のため」と語りたい。さあ、初日はもうすぐです。
タグ:布引大根

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