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家庭経済破綻~先に値段を聞こう~大東亜共栄圏の帯、出張

12月3日】ついうっかり2@日本橋
※行かなきゃいいのに古着屋へ入ってしまう。私にすればかなり長い間行かなかったので、ブレーキがはずれ暴走。
※しかし、またもや運命の出会いがあったんだ(と、毎回言う)。
きょうのお買い物:1,羽織。黒地紋錦紗・地紋は花火のようなでっかい矢車草?
         (しかし台風の目に思える、命名「台風の目羽織」)を
         地紋おこしで染めてある。裏地がピンクに鼓で超ラブリー。
         裄丈十分、仕付け付、一つ紋付で、紋紙まで残っているので、
         全く未使用のようだ。8500円。
         
         2,長襦袢。夢のような染め。着物で着たかった、
         コートにしても素敵、という鮮やかな友禅。8500円。
         長襦袢なのに袖口ぎれがついている上、
         その生地がまたかわいい赤の疋田柄。寸法ぴったり。
         
         3,オレンジ系織り名古屋帯・命名「ジャックと豆の木帯」
         6800円からポイント分引いて4707円。一見川島風。新品同様。
         
         4,白地染め塩瀬名古屋帯。5800円、新品同様。
         命名「莫山先生が絵を描いたらこんな感じか?ポピー帯」。
         下手なのかうまいのかわからないところに惹かれてしまった。
           
         
5,紬八寸帯。命名「箱根の山は天下の険帯」3800円。
         安藤広重の「東海道五十三次 箱根の宿」の写し。
         箱根細工下駄に引っかけて購入。参考画像は↓        http://www.kictec.co.jp/hpiin/Staff.hp/zenpaku/toukaido/53.htm42.jpg    
         6,ダークブルー八寸帯(博多か?)新品同様、4800円。
         命名「リズム・カルピス帯」。一年以上お取り置きしている
         鼻緒そっくりの柄。結局好きなものは同じか。 

※私の中に三つの人格があって、一人は「あほちゃうか、またこんなに買って」と思い、二人目は「いやーそれにしても、世の中にはまだまだおもしろいものがあるもんだ」と喜んでいて、三人目は「どうすんの、生活費やんか、そのお金」と半泣き。この状態が整合性の取れないまま早や4年。やっぱり、「あほちゃうか」。

12月3日】ついうっかり@日本橋
きょうの散財:下駄の鼻緒。
※突然時間ができたので、前から気になっていた、鼻緒をすげていない下駄をなんとかすることにする。
※以前に見かけた本天無地青緑の鼻緒を、箱根細工の台の下駄にすげてもらうつもりだった。ところが、なぜかその鼻緒が見つからなくて、うろうろしていたら、「真田紐にしいや」とお店の人に勧められてあわせてみる。私らしくなく、すっきりした組合せになったが、まあ、たまにはこういうのもいいかなと思ったところで、値段を聞いていなかったことに気づく。うーん、税込み6300円。世間では1万円超えるものだが、私には高価。しかし、すっかり買う気になっていたのでそのままお支払い。その直後、青緑本天鼻緒が発見された・・・・。
※これもまた運命か。こういうことがなければ、一生「真田紐の鼻緒」(しかも裏だか表だかの●千家流ご指定のデザインらしい、私なんぞがはいていたら噴飯ものかも)には縁がなかったとも思うのだ。

※荷造り~発送
※10月21日着用の「大東亜共栄圏の帯」のことを知人に話したら、そういうたぐいの着物類を研究論文を、つい数日前に読んだ!とのことで、研究者の連絡先を教えてもらった。昨日、ご本人とご連絡がついて、研究資料として貸し出すことになる。早速荷造りして発送。
※戦争柄の着物類を収蔵している博物館などないので、ご自分で300点ほど集められたそうだ。たいへんだなー。資料だから、自分で着るわけにもいかないし。
※消耗品を研究対象にすると、「ああ、そういうのなら家にあった、引っ越しの時に捨てたけど」という「時すでに遅し」例が多い。家にある不要品と、それを血まなこで探す人とのパイプラインができればいいのだが。
タグ:買い物
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