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かけもち

2月11日】文化教室文化祭@上本町~履物屋@天六
きょうの着物:臙脂「鳩」縫い取りお召し。建国記念日だったので
       「建国→憲法→平和→鳩」という発想だったのだが、
       それなら「憲法記念日」に着るべきじゃなかったのかと
       あとで気づく。和裁教室の生徒さんからのいただき物。
       裄1尺9寸の方が腕をちぢこめて着ていた1尺7寸。
       おかげで私には十分なのだが。
きょうの帯:紫地染め帯。丸帯ともいえないのだが、表裏同生地。二重太鼓にも
      一重太鼓にもできる長さで、何か珍しい長さ。昼夜帯の染め帯部分を
      両側に使ったような感じだ。古着屋で4500円。
きょうの羽織:薄青色地牡丹と檜扇・派手な羽織。24000円を寸法直し・
       丸洗いしたもの。
きょうの長襦袢:夢のような長襦袢。8500円。
きょうの半衿:正絹トマトスープ色絞り。問屋で2500円。
きょうの帯揚げ:錦紗のハギレ。薄オレンジ茶に青紫で源氏車、白で染め疋田。
きょうの帯締め:紺・オレンジ・白の二重唐組。いただき物。
きょうの足袋:黒地に赤・黄・オレンジの細かい水玉。いただき物。
きょうの履物:桜の皮船底台に瓢箪の鼻緒。
きょうの防寒対策:メリヤスのお腰・絹のパッチ・マツコン襟巻き・腕カバー。
きょうのバッグ:ゴブラン半円形ハンドバッグ。5000円。
きょうの髪型:片側一方寄せ三つ編み・でっかいリボン(自作)

※「孫たちの祝着とミニきもの」展の店番に行く。出かける直前まで和裁教室の生徒募集カラーハガキを印刷していたので会場到着は11時過ぎていた。生徒さんの知り合いや家族など、内部調達の来訪者も多かったが、ふらりと立ち寄ってくださった方もいらっしゃって、作品説明などする。今回、面白いなと思ったのは、先生の亡くなった旦那様の背広生地が虫食いして、それをいいとこ取りして作った男の子用袴。いわれて見るとグレンチェックでズボン柄なのだが、いわれないと違和感ない。ウールの背広生地なので袴のプリーツを落ち着かせるのがたいへんだっただろうと思い、先生に尋ねてみた。一番重いアイロンでえいやっと押さえつけたら、きれいに型が付いて、その後も落ち着いているとのこと、結構いけるものだ。


※お一人、おばあさまのお召しを着た若い方が教室について質問されていたので、通ってくださればいいなあと少し希望を抱く。
※1時前に辞去し、天六に向かう。履物屋さんにお二人、初めての方をご案内。まあ、女3人揃ったら、かしましいとはホントだね。まず台を決めるだけでも大騒動、台に合う鼻緒を決めるまでには、どえらい興奮状態だ。
※中学の後輩も合流し、興奮はさらに加速度を増す。「ベルサーチ(風)の」鼻緒が笑いのツボとなり、誰かに買わせようとする。「下品で変」なので、私が最も買ってしまいそうなタイプであるが、ぴったりの台がないため見送り。
※2年近くお取り置きの鼻緒に合わせたい台が、ようやく入荷され、ほっとする。しかし、私以外の皆さんのお買いあげ品の鼻緒をすげるのに、ご主人が働きづめになったので、私の分は次回回し。まだお金も払っていない。
※さらに「何かよくわからないが珍しそう」な台をお取り置きしてしまう。値段をはっきり聞いていない。いいのか。鎌倉彫だったか何だったか、解説は聞いたのだが、すっかり忘れてしまった。また聞かなければ。
※後輩は家の事情で先に帰り、残った3人とご主人の休憩もかねて喫茶店へ。例によってご主人は店から呼び出され、3人は近所の古着屋へ。
※古着屋ではヒットはあまりなかったのだが、まだ着物歴が浅いお一人にぴったりの羽織、仕付け付、いい生地4800円、ぴったりの羽織紐のおまけ付きが発見され、買わせる。
※履物も買わなかったし、古着も買っていなかった分の鬱憤を晴らすかのように、もう一軒の店では1枚着物を買ってしまった。青緑地に赤紫の梅小紋、早く着ないと時期的にマズイ物件である。生地もよく汚れもほとんどなかったのだが、右袖内側に大きめの穴の修理あととシミがある。お店の人は、仕入れるときに気づかなかったそうで、もうばらして、他のものに作り替えようかと思っていたそうだ。仕入れの失敗ということで、がっくりしていたらしい。そんなわけでオマケしてくれて5000円。お店の人は仕入れ値が8000円だったとかいってたけど、それは高すぎるだろう。キズに気づかない頃の売値のことだったのかな。
※しゃべり倒して帰宅。お一人からお土産に最中をいただいて、ダイエット中の禁を破り、久しぶりに甘いものをいただく。うまい。
タグ:御召

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