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桜吹雪その後

【7月24日】

きょうの映画:二人の武蔵

※サンテレビは本当にありがたい。長谷川一夫、市川雷蔵・勝新太郎・本郷功次郎・田崎潤、と豪華メンバーの映画だ。

※昨日の杉さま勇退口上の中で、「長谷川一夫先生から、2代目を継がないか」というお話があったけれど、「いえ、一代目杉良太郎で行かせてください」と辞退したというエピソードを聞いたところだった。昨年の9月23日に長谷川一夫に関する本を読み、まったく縁のない人だと思っていた人が「私とも微妙にかすっていた」ことを感じ、どこか心に引っかかっていたので、杉さまの口から長谷川一夫の名前が出て、ああ、またなんかつながったなあと感じたものだ。

※昨日杉さま、今日長谷川一夫、と続けて見て、やはり杉さまが襲名しなかったのは正解だったように思う。色が違うというのか、匂いが違うというのか、引田天功とプリンセス・テンコー以上に違う。もし継いでいたら、その違いに押しつぶされてしまっていたかもしれない。

※この映画を見たおかげで、昨日の疑問、金さんが下前を脱ぐ件について少し正解に近づいたかもしれない。というのは雷蔵扮する岡本武蔵は血気盛んで、すぐに片肌脱ぐのだが、刀が左にあり、右で刀を持つのだから腕を振り回しやすいように右を脱ぐのは自然の成り行きかもしれぬと思い至ったのだ。金さんの桜吹雪も、その前提があって右肩に彫られていたのではないだろうか。
タグ:映画

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