SSブログ

ダブルヘッダー

【11月13日】  観劇@南座

写真倉庫→http://sanpokimono.sakura.ne.jp/2009_11_13p.html

きょうの着物:薄紫に白ででっかい麻の葉の染め、銀糸縫い取り小紋。
きょうの帯:溶岩流。
きょうの半襟:アイボリ地ふくれ織り。
きょうの長襦袢:錦紗牡百花繚乱染め。
きょうの帯揚げ:薄黄~薄紫ぼかし綸子。
きょうの帯締め:黄緑冠組。
きょうの足袋:自作塗り塗り足袋。
きょうの下駄:雨の日用太夫の下駄。

※午前中ミーティングで、毎回へろへろになるのだが、今月は観劇の日と重なってしまい、もうどうしようか状態になる。しかも天気が悪く気分も乗りにくい。とにかくあらかじめできる準備は済ませて、ロスタイムなく準備を進められるようにしておく。

※雨コート着用して電車に乗る。でも、降っていない。結局この日は傘もコートも役に立たず、単なるお荷物となってしまった。南座前にはいつものように恐ろしい人だかりで、近寄れず、真向かいの喫茶「菊水」に避難する。隣の席の退職後風おじさま二人のところに、もう一人やってくる。今日の公演のチケット持参だ。どういうルートかわからないが、いい席の券が手に入るらしく「今日は前から三番目、昨日人に譲ったのは前から五番目だった」とおっしゃっている。飲食関係の人らしい。そのとき、同行するお友達からメールが入り、読んでみると「今日のお席、1列目じゃないですか!!!びっくりです」と書いてある。えー?と思って確認してみたら、1列目だった。ミーティングと京都へ時間通りに到着するということで頭がいっぱいで、座席を確認していなかったのだ。

※今日の「桂春団治」は2年前に松竹座で2回も観たのだが、そのうち一回は一番前の右端の席だった。今回も同じ。不思議だ。で、同じ芝居を3回も観ることになったのは、ジュリーが出ていることと、半額券が当たったからである。藤山直美に至っては、2002年以来9回 観ているがそれはすべて違う演目。半額券さまさまだ。生ジュリーは4月以来7ヶ月ぶり。

※劇場に入り、お弁当get。新歌舞伎座でもそうだったが、買ったお弁当を膝に乗せたままでお芝居を観るのは結構苦痛で、何とかならんかと思っていたが、今日になって、預かってもらえることがわかった。松竹座は予約だけ入れて、幕間に玄関ロビーまで取りに行くのだが、南座は現物を用意し、販売後預かるという方式らしい。この制度は利用せねば、と預かってもらうことにするが、伝票を書いていた職員さんが「今日はえーと、13日・・・」とつぶやかれ、「そうそう、それで金曜日なんですよー」と」付け加えると「あらまあ、悪いことが起こらないといいですね」なんて話もして、お弁当を買っただけでも楽しく会話でき、とても気分がよかった。

※お友達とも無事落ち合い、いよいよ幕が上がる。前回観たときも楽しかったし、ちょっと気になった演出もそのままで、まあ、逆に言えば安定した出来を維持できる演目なんだなと、安心して観ることができた。25分休憩が二回ある三幕もので、前回の「反逆児」があまりにも短かったので、今回は満足。長けりゃいいというものでもないが、適切な長さというものがあろうと思うのである。

※休憩が長いので劇場内をうろつき、二階へも上がってみる。二階席の一番前に、コーナーに斜めに配された席があって、ずいぶん見晴らしがよさそうだ。一度、あの席で観てみたいものだ。終演後はもう、ミーティングの疲れもあってヘロヘロで、素直に京阪で帰る。ダブルヘッダーは、やはりしんどいわ。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。