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やっぱり使えない

【1月16日】
きょうの和?雑貨:「和洋フル活用で楽しんで!和モダンファッション雑貨コレクション」
※去年の12月23日に書いたフェリシモの半年予約コレクションの第5弾が届いた(あれ?第1弾は重すぎて使えない帯留め兼ブローチ、第2弾は細すぎて使えない帯締め、第3弾でようやく使えたミニがま口、第4弾がなんだったのか覚えていないぞ)。
※今回は「半衿サイズのスカーフです。暖かな風合いの起毛生地を使用。シックなこげ茶色と花柄でリバーシブルに仕上げました。」「着物のときは、縫い留めて半衿として。」「洋服のときには、スカーフやマフラーとして。」「ちょっと懐かしいかんじのする風合いを着物でも洋服でもお楽しみください。」「お手入れの方法:ドライクリーニングのみ」「素材:表 アクリル90% ウール10% 裏 綿100%」とのこと。
※表地は毛混アクリルジャージ生地に花のプリント、裏は別珍無地、それを突き合わせで縫い合わせたものだ。
※うーん、これはウールや真綿紬系の着物にはかろうじて使えるかもしれないが・・・。表地裏地ともに厚みのある生地で、それを縫い合わせているためにさらに厚い。これを長襦袢に縫いつけたら、エライ重そうだなあ。錦紗・綸子・銘仙など薄手の生地には不釣り合いだろうな。
※寒いときに半衿をモスリンにするというアイデアを聞いたことがある。あれもウールだが薄手なのだ。しかし、チクチク感がダメな人もいるかも。これもまあ、薄手の着物には合わないだろうし。
※そもそも半衿って最も頻繁に洗いたいものである。絹の半衿だって、なんとかかんとか自宅で洗おうとする。それをまた、わざわざ洗えないものを作ってもなあ。それぞれの素材は家で洗えるのに、リバーシブルにしたが為に収縮率の違いで洗えないものにしちゃっている。
※それに、吸湿性の低い生地を半衿にしようという発想あたりからして、なんか変だ。
※あと一回でこのシリーズは終わるが、第二弾というか、新たな同様のコレクションが継続するらしい。企画者は「アンティーク着物にはまったプランナー」と書いてあったが、はまり方間違っているのじゃないだろうか。まず最初に「家で洗いたい」というのがアンティーク着物着用者の望みだと思うのだが。
※本当に着ている人なんだろうか・・・。

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