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「私の新婚旅行」コーディネイト

6月11日】二日遅れの結婚記念日ディナー@近所のステーキハウス
きょうの着物:黄×黒の立涌に○の塩沢風しゃりしゃりお召し。
       袂にうそつき袖が縫いつけてある。
       お友達から800円で譲っていただいたもの。
きょうの帯:東海道五十三次「箱根」の織り出し八寸帯。古着屋で3800円。
      前柄のところにお醤油色の致命的なシミがあるのだが、前の持ち主が
      巻く方向が私とは逆だったので、きれいな方が前に出る。
きょうの帯揚げ:絽・なでしこ文様・卵の黄身にお醤油をたらして
        混ぜたような色。近所のたんす屋オープン記念ワゴンセールで
        1000円。すでに当該店は撤退。
きょうの帯締め:臙脂に白・緑でダイヤ模様平組、オークション品、
        帯締めとセットで1800円くらいだったか。
きょうの半襟:汚れたようなベージュ絽。呉服屋閉店セールの
       投げ売り絽小紋反物を切ったもの。ナデシコと露芝。
きょうの省略:着物本体にうそつき袖が付いているので半襦袢と裾よけのみ。
きょうのバッグ:桂由美ベージュ牛革かラム革ハンドバッグ。3000円。
きょうの足袋:レース足袋。
きょうの履物:箱根細工表のめり下駄。鼻緒は真田紐、
       合計で13800円くらいになってしまい、
       エライ高価な下駄になってしまった。

※依然として自作PCトラブルは続いている。通電したのはよいが、今度はCDドライブが認識されなかったり、それをクリアするとウィンドウズがインストールできなかったり。ここ数日、夫は日本橋往復の日々である。
※私もなんだか元気がない。ものすごい湿気のせいでもある。梅雨に入ってしまった・・・・という現実が私の頭を下げさせる。振り返ってみると6月は毎年着用回数が少なく、いかに湿気にやられているかが記録に表れている。
※にしても。とにかく今日の組合せで結婚記念日を送らねばならぬ、という妄想が渦巻いていたので、二日遅れで決行。新婚旅行が箱根だったので、箱根細工の下駄を初おろしして、箱根の帯を締めるのだ、と決意していた。「私の新婚旅行」コーディネイトである。朝から雨だったが、夕方には上がったので着替える。まだ冷房を入れずに着替えられた。


※当時、世間ではオーストラリアやヨーロッパなどが新婚旅行のメッカであったが、夫が飛行機恐怖症だったこと、私が結婚前の準備で疲れ果てていたこと、世間の流行に背を向ける性癖があることなどが組み合わさって、「新婚旅行っちゅうたら、熱海か箱根と相場が決まってるだろう!」と箱根に決定。「「冨士屋ホテル」に泊まりたかったせいでもある。
※結婚前に夫の亡父1周忌、結婚式の段取り、新居探し、引っ越し2回などが重なったため、新婚旅行というよりは休養というか静養だった。ホテルでほとんど時間を過ごし、ぼーっとしたり、クロスワードパズルしたり、読書したり。地下にプールがあって、そこに「アルカノイド」というブロック崩しのTVゲーム台があって、なぜかそれにはまってしまい、電車に乗り遅れそうになるとか、非生産的なお馬鹿なことをした記憶しかない。
※結婚式の日は梅雨入りだったし、なんか最悪だ。
※いつもステーキハウスで、ぱくぱく食べてしまうので、今日は忘れずに撮影。ファミリーコースの「ヘレステーキコース」3885円也の、この店では一番お安いコースである。それでもおなかがいっぱいになる。最後のチーズケーキがだめ押しだ。隣の人のコースでは、牛の細切れと野菜のみじん切りを炒めた焼きめしが付いていた。それを横目で見ながら、あれはどのコースについているんだろう?と夫と顔を見合わせる。ものすごくおいしそうだったのだ。しかし、コースの中の一品としてではなく、あれだけを食べてみたい。この店の切り落としだったら、ものすごくおいしいはずだ。安い店の最上級のメニューより、高い店の一番安いメニューの方が値打ちがありそうな気がする。
タグ:単衣 御召

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