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マイトガイ、不発。

9月19日】小林旭デビュー50年記念コンサート@フェスティバルホール

きょうの着物:黒に薄グレー・漆糸の縦縞お召し単衣。古着屋で4800円。
きょうの帯:橙色地に波とナデシコ・紅葉の八寸帯。
      昨年11月の「日本のおしゃれ展」のロビーで売っていたもの。
      未使用5000円。
きょうの半衿と長襦袢:前回と同じ。
きょうの帯揚げ:竪絽のように見えて綸子の白からベージュのぼかしに紅葉。
        5年ほど前のオークション品、帯締めとセットで2000円くらい。
きょうの帯締め:紺系二重唐組、いただき物。
きょうの足袋:麻の葉。三鈴呉服店で2600円。
きょうの履物:桜皮船底台に瓢箪の刺繍鼻緒。
きょうのバッグ:金ストライプのオーガンジーをはさんだビニール2枚で作られた
        舶来アンティークものハンドバッグ。いただき物。

※ケガする前からチケットを取っていて、なんとかこの日までに着物復帰しようと目標にしていたコンサート。復帰をことほぎ、キモノ・帯・バッグ・足袋を初おろしする・・・といっても中古が多いですけど。帯は時代の新しいものらしく、妙に長く、かえって締めるのに苦労する。

※例によって先輩と一緒に行くが、さすが年の功というか、私の「変な髪型」にも余り動揺を見せない。エライ。余談だがこれまで「ディスコ帰りの疲れた女」「天璋院様」「逆あんみつ姫」「段差をつないで前下がりのボブにしたらどうでしょう」などのコメントをいただいたが、私としては「由井正雪」というのが、一番に思いついたのであった。本当はオールバックだったらしいのだが、なんか、段差がね・・・・。


※先輩は近々、ご近所でバス旅行に行くらしく、そのとき着ていく服がないので、コンサート前に百貨店で試着するから、今日は洋服にするわ、とのことだったので、フェスティバルホールの地下に舶来洋品店があるから見てみたら?といっておいた。待ち合わせに現れたとき、先輩はすでにその店の紙袋を提げて登場。百貨店でちょっといいなと思うと3万4万、結局買えず舶来洋品店で上下1万円ぽっきりで揃ったと上機嫌。向かいの喫茶店でお披露目してもらっていたら、となりの席の奥さんも「あら素敵」と話が弾む。
大阪のオバハンのこういうところは楽しい。

※コンサートの観客は60歳代の夫婦が多かった。みんな、マイトガイに憧れたんだろうなあ。しかし残念なことにコンサートとしては出来が悪かった。サービス精神がない、舞台運営にお金がかかっていない割にチケットが高い、客の多くは「アキラの○○節」をたっぷり聞きたい世代だと思うのに、それはさらっと終わってしまう。演歌を歌う小林旭は、たぶん銀幕スターのなれの果て、ああ、まだ歌ってくれていて良かった、とは思うかもしれないけれど、マイトガイに憧れた世代にすれば、映画の主題歌・挿入歌をたっぷり聴きたかったと思う(「ホイホイ節」なんて意味はないわ、バカバカしくて最高である)。

※ここのところ、「今のうちに聴いて(観て)おかなくちゃシリーズ」でコンサートや観劇にせっせと出かけたが、いずれもお客さんを楽しませよう、お客さんと一緒に盛り上がろう、という姿勢が強く、北島三郎も杉さまも、なんか頭が下がる思いであった。しかしどうもアキラにはその姿勢がみられない。ビッグスターになっちゃった人というのは、ああいうものなのだろうか。

※コンサート後、グランドホテルでケーキセットをいただく。思えば結婚式前日と当日に宿泊して以来の来訪、何年前だ一体。
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