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検査食

9月14日

※写真倉庫、更新しました。

※歌舞伎のチケットというのは、かなり前から申し込んでいるので、直前で何が起こるかわからない。夫が大腸の内視鏡検査を受けることになり、その前日が今日になろうとは知るよしもなかった。検査前日は病院から渡された、消化のよい検査食しか食べることができない。その夫の前で、普通食を食べることができなかった私は、早めに家を出て、外で少し腹ごしらえすることとなったのであった。

※中村勘三郎復帰公演ということで、満員御礼。しかし、まだ完全復調ではないようで、夜の部は「お祭り」のみの出演。とはいえ、息子さん二人ががんばっていたので、みんなで支えて成立させたという印象。ただ、私にとっては「引窓」「一本刀土俵入」も見たことのある演目だったので、できれば他のが見たかったのだ。もちろん、知った話でも演者が変わるとそれなりに面白いとは思うのだが、なんせ教養がないので、一つのものを深めるというような力量はなく、できるだけいろいろな演目を広く体験したいのである。

※特に今月は松竹座での「幸助餅」も相撲取り、「引窓」「一本刀土俵入り」も相撲取り、なんでこんな組み合わせになっちゃったんだろうと思う。でも、「引窓」の長五郎、橋之助さんと、「一本刀…」の駒形、勘太郎さんはよかったな。

※検査の前日に嫁はんが遊びに出かけるってのもどうかと思ったが、外出を取りやめたところで結果に影響があるわけでも無し、と鬼嫁上等で出かけたのであったが、さすがに帰りは直帰した。というのも、夕ご飯後に下剤を飲んで、腸を空っぽにしなければならず、服用の際にはご家族同伴で、と注意書きがあったためである。服用の最中に具合が悪くなる人もいるらしいし、もっと別の、下剤ならではの悲劇も起こりかねないからであろう。

※ちなみに検査食はグリコ製で、三食の他に間食も同梱されており、ビスコが入っていた。何年かぶりにビスコを食べた夫は、その後ハマって箱買いするようになってしまった。意外な発展。ビスコを食べて喜んでいられる状態であるところからして、検査結果はオッケー、取り越し苦労でよかったね、ということで終わったのであった。

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いいえ、どういたしまして。
タグ:紗袷 観劇

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